ntp による時刻合わせ

. . . ntp


ntp とは?
ntp はコンピュータの時計を正しく調節する為に使用される通信プロトコルである。
従って、ntp を使用して時計の時間合わせを行う場合はネットワークに接続されている必要がある。
詳しい解説は、NTP Wikipediaなどを 参照すること。

ここでは、ubuntu6.06 LTS でGUI ベースのntp 利用方法を説明する。


公開ntp サーバリスト

自分が使用しているコンピュータの時刻合わせを行うには、正しい時刻を所持しているサーバから
時刻を取得する必要がある。
これをNTP サーバと呼び、企業あるいは組織が内部に対してのみ公開している場合
広く一般に時刻の情報を公開している公開サーバがある。
前者においても、契約しているプロバイダがユーザに対してのみ公開しているケースもある。
検索エンジンに、"ntp" , "公開", "サーバ" などとキーを渡して検索すれば
利用可能なntp 公開サーバの情報を取得することができる。

ここでは、ntp.jst.mfeed.ad.jp をサーバとして指定することとする。



時刻の合わせ方



上部パネルの右端に日付と時計を表示するアプレットがある。




時計の上でマウスボタンを右クリックするとメニューが表示される。
「日付と時刻の調整」を選択する。




パスワードの入力を要求されるので、パスワードを入力する。




時刻が頻繁にずれてしまう、あるいは割と長時間(主として使用するパソコン)の場合は
「インターネットサーバで定期的に時計を同調」を選択すると一定間隔で時刻の同期を
自動的に実行してくれる。

「同期サーバの選択」ボタンを押下する。

注)
もしntp のパッケージがインストールされていない場合は
インストールの確認ダイアログが表示される。
ダイアログに従って、先にntp パッケージのダウンロードとインストールを行う。
この場合時刻の設定画面を閉じて、パッケージのインストールが完了後にあらためて
時刻の設定作業を行う必要がある。




ntp サーバとして指定可能なサーバのリストが表示される。
デフォルトでは、ntp.jst.mfeed.ad.jp は登録されていないため
フィールド(白い文字入力可能領域)にntp.jst.mfeed.ad.jp を入力して
「追加」ボタンを押下する。




「OK」ボタンを押下して、設定完了。

もし、CUI でシェルやコマンドを使用できる場合は
GNOME 端末を起動して以下のように動作を確認することができる。

hoge@hoge:^$ ps -aef | grep ntpd

/usr/sbin/ntpd -p で始まるプロセスが実行されていれば、動作していることを示す。




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